最近バリ人の間で流行のビジネスがあります。
といっても、オフィス勤めしている人や、普段あまり家にいない人の間で流行っているのではなく、暇な専業主婦や農家、お手伝いさんやベビーシッターの間で流行っています。
朝夕の子供のお散歩の時間などを利用して、子供をほったらかしにしてみんな「そのビジネス」に夢中です。
「そのビジネス」とは…
プルメリアの花を拾い集め、
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天日で何日もかけて乾かし、
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それをお香(オコウ)屋又はアロマオイル屋さんに売る、
というビジネスです。
もちろん、お香屋さんが直接買いに来るわけではなく、仲介のおじさんがバイクに乗って、各家をまわって、乾いたプルメリアを回収するのです。
売値は現在1キログラム、40,000ルピアです。
3ヶ月くらい前までは30,000ルピアだったのですが、30%も値上がりました。
その為、住宅街などでは、誰が早く花を拾うか競争になっています。
最近はエスカレートしてきて、まだ木に咲いている生きている花まで摘まれてしまうようになってしまいました。
私の家のプルメリアが満開になっているのを、ここ何ヶ月か見たことがありません…。
ある休日、私の友人がのんびり本を読んでいた時、庭のプルメリアの木がゆっさゆっさ揺れていたので、ビックリして外に出たら、近所のおばさんが木を揺らして花を落とそうとしていたそうです。
友人は直ぐにやめるように注意したら、つまらなそうな顔をしてぶつくさ言いながら帰って行ったそうです。
彼女の家に隣接する田んぼにも花が落ちるそうなのですが、そこの農家の人も花集めをしているらしく、田んぼに落ちた花が1つも無くなっていた時に、
「ウチの田んぼに落ちた花を取らないように、アンタから花を取った人に言ってくれ!!! ここの花はボクに取る権利がある!」
と農家のおじさんに怒られたそうです。
「何故、私が怒られるわけ〜〜〜???」
と「???」だった友人ですが、何を言っても理解してくれないと思い、無視したと言っていました。
しかし、この拾う作業に乾かす作業、そして1キログラムまで集めるのはそう簡単ではないですよ。
乾かすにもかなり時間が掛かりますし、花は乾いたらすごく少量になるし軽くなってしまいます…。
簡単そうに見えるビジネスでも、そう簡単ではないという事ですね。
私もお手伝いさんの影響で、外出先で落ちている花を見つける度に心の中で拾っちゃおうかな…、と思うようになってしまいました。
ちなみに、うちのお手伝いさんが苦労して儲けた40,000ルピアは、私の子供のお菓子代になって消えてしまうそうです…
ごめんねぇ〜 |